私がマッサージで「振る舞い」を丁寧にする理由

こんにちは、佑寧です。
毎日お仕事や家事、誰かのために一生懸命動いていると、ふとした瞬間に
「あ、いま私、余裕なくなってるかも」と感じることってありませんか?
実は私も、忙しさに追われているときはつい動きがガサツになってしまったり、
心ここにあらずで物を置いてしまったりすることがあります。
そんな時、ふと自分の「動き」に目を向けると、
心の内側がそのまま外に漏れ出しているような気がして、ハッとさせられるんですよね。
今日は、最近リラクゼーション業界でも注目されている「所作(しょさ)」について、
私なりの想いをお話ししてみたいと思います。
なぜ今、リラクゼーションに「所作」が求められているの?
最近、マッサージやボディケアの世界でも
「所作」という言葉をよく耳にするようになりました。
単に「技術が上手い」だけでなく、セラピストの立ち振る舞いや、
タオルの扱い、一歩の歩き方までが注目されているんです。
これ、どうしてだと思いますか?
私は、現代を生きる私たちが「情報やスピードに疲れ果てて、
もっと深い部分での安心を求めているから」ではないかな、と感じています。
今はスマホ一つで何でも完結し、効率が重視される時代です。
でも、だからこそ「丁寧に扱われること」の価値が、かつてないほど高まっているんですよね。

技術の先にある「言葉を使わないコミュニケーション」
マッサージを受ける時、目を閉じていても
「あ、この人はいま丁寧にタオルを掛けてくれたな」とか
「あ、少し急いでいるのかな?」と感じたことはありませんか?
実は、私たちの体は言葉以上に、相手の「所作」から多くのメッセージを受け取っています。
- 指先ひとつ、足運びひとつの丁寧さ
- 静かにドアを閉める音
- 呼吸を合わせるような間合い
こうした美しい所作は、受ける側に
「私は大切にされている」という深い安心感を与えてくれます。
この安心感こそが、ガチガチに固まった筋肉や、
張り詰めた神経を緩めるための「最高の前奏曲」になるんです。
技術が「点」だとしたら、所作はそれを繋ぐ「線」。
その線が美しいからこそ、一つの素晴らしい体験として心に残るのだと思います。

インドのコミューンで体感した所作
世界中から集まるインドのコミューンで、私はスコットランド出身のリーダーから
沢山のことを教えてもらいました。
その中に「所作」を何気なく伝えてくれていたのです。
毎回、釘付けになるほどの彼女の身のこなしは、私の憧れでもありました。
発する言葉も、声のトーンも、愛に包まれた温かいものでした。

「所作」は自分自身を愛することから始まる
「所作を綺麗にしよう!」と意気込むと、なんだか堅苦しく聞こえるかもしれません。
でも、私が思う所作の本質は、形を整えることだけではありません。
それは、「目の前の存在(自分も相手も)を慈しむ気持ち」が形になったものだと思うのです。
波羅蜜マッサージを通じてお伝えしたいのは、ただ体をほぐすことだけではなく、
その時間を通じて「あぁ、私ってこんなに大切にされるべき存在なんだな」と
思い出していただくことです。
そのためには、セラピストである私自身が、
自分自身の動きや呼吸を丁寧に扱うことが欠かせません。
私たちが自分を丁寧に扱うことで、その波動がお客様にも伝わり、
相乗効果で心地よい空間が作られていく……。
そんな「鏡」のような関係が、今の時代に求められている
「所作」の正体なのかもしれませんね。

日々、慌ただしく過ぎていく毎日。
たまには立ち止まって、自分に「丁寧な時間」をプレゼントしてあげませんか?
あなたの心と体が、ふんわりと解けるお手伝いができる日を、私も丁寧な準備をしてお待ちしています。

