
こんにちは、佑寧です。
マッサージのお仕事をしていると、ふと自分の「手の大きさ」が気になったこと、ありませんか?
「私の手は小さいから、お客様に満足してもらえるだけの圧がかけられないんじゃないか…」
「手が大きいから、繊細な施術には向いていないのかもしれない…」
そんな風に、他のセラピストと自分を比べて、ちょっぴり自信をなくしてしまったり。
お客様から「手が小さいんですね」「意外と手が大きいんですね」なんて言われた日には、
一日中その言葉が頭から離れなかったりしますよね。
でも、もしあなたが今、ご自身の「手の大きさ」をコンプレックスに感じているのなら、
ぜひ今日の話を最後まで読んでみてください。
きっと、あなたのその手が、もっと愛おしく、頼もしく思えるようになるはずです。
あなたの「手」は、唯一無二の最高のツール
考えてみてください。
手の大きさに「正解」なんてあるのでしょうか?
もし、すべてのセラピストが同じ大きさの手を持っていたら、
世の中のマッサージはとても画一的なものになってしまうかもしれません。
でも、実際は違いますよね。
手が小さいからこそ届けられる繊細な感覚、大きいからこそ与えられる大きな安心感があります。
手が小さいと感じているあなたへ
あなたのその手は、まるで精密機械のように、
お客様の身体の細部にまでアプローチできる特別な手です。
指先が細やかなので、凝り固まった筋肉の芯(トリガーポイント)をピンポイントで捉えることができます。
お客様が「そう、そこ!」と思わず声を上げてしまうような、
的確な施術ができるのは、あなたのその手だからこそ。
首筋やデコルテ、足指の間など、デリケートな部分へのタッチは、
お客様に極上の心地よさを与えるでしょう。
手が大きいと感じているあなたへ
あなたのその手は、お客様を優しく包み込む、大きな毛布のような温かさを持っています。
広い面で身体を捉えることができるので、安定感と安心感が抜群。
どっしりとしたストロークは、お客様の心と身体の緊張を根こそぎ解きほぐす力があります。
背中や腰、太ももといった広い範囲を一度に包み込むようなあなたの施術は、
「守られている」という深いリラックス感をお客様に与えることができるのです。
ほら、そう思いませんか?
あなたの手は、欠点どころか、お客様を癒すための最高の「個性」であり、
強力な「武器」なんです。
大切なのは「使い方」という思考
手の大きさに悩むのは、もしかしたら「圧」の問題に繋がっているのかもしれませんね。
「もっと強く」「もっと深く」という思いが、
手の大きさという変えられない部分へのコンプレックスになっているのではないでしょうか。
でも、本当に大切なのは、手の大きさそのものではありません。
その手を、そして身体全体をどう使うか、という「思考」と「技術」です。
腕力だけで押そうとすると、手はすぐに疲れてしまいますし、
お客様にも「痛い」という感覚を与えがちです。
そうではなく、自分の体重をうまく指先や手のひらに乗せる「体重移動」を意識してみてください。
床をしっかりと踏みしめ、腰を落とし、
てこの原理を使うように身体を連動させる。
この「身体の使い方」をマスターすれば、
手の大きさに関係なく、自由自在に圧をコントロールできるようになります。
深く、そして心地よい圧は、腕力ではなく、全身の連動から生まれるもの。
これは、どんな手の大きさのセラピストにも共通する、一生ものの財産です。
「手が小さいから圧が弱い」のではなく、
「体重を乗せる意識が足りなかっただけかもしれない」。
「手が大きいから小回りが利かない」のではなく、
「指先の使い方を工夫すればいいのかもしれない」。
このように思考を少しだけシフトするだけで、
あなたの施術は劇的に変わっていくはずです。
お客様が本当に求めているもの
最後に、お客様の立場になって考えてみましょう。
お客様が本当に求めているのは、
セラピストの手の大きさでしょうか?
きっと違いますよね。
お客様が求めているのは、自分の身体の辛さを理解してほしいという「共感」であり、
この人になら任せられるという「安心感」、そして何よりも、
心を込めて施術してくれる「温かさ」です。
あなたの手がお客様の身体に触れた瞬間、
その手の大きさではなく、あなたの「想い」が伝わります。
「楽になってほしい」「癒されてほしい」というあなたの温かい気持ちは、
手のひらを通して、じんわりとお客様の心に染み渡っていくのです。
たとえコンプレックスに感じていたとしても、自信を持って、
愛情を込めてその手を使ってあげてください。

「みんなしあわせになるようにできている」
あなたのその素晴らしい手で、あなた自身も、そしてお客様も、たくさんの幸せで満たしてあげてくださいね。応援しています。

